独学でアプリの開発の勉強を始めてまだ間もない初心者は、アプリ開発の職場に就く事ができたとしてもすぐには重要な開発の仕事を任される事は少ないです。まずは誰でもできるような仕事からスタートし、仕事の内容が分かってくるにつれて難しい仕事にもチャレンジできるようになります。

独学で学んだ知識だけではまだ十分に仕事がこなせるとは言えず、開発現場での下積み経験を積み重ねていかなければなりません。

まずアプリの開発現場で任される仕事が、デバッグの作業です。開発中のアプリには多くの問題が残されているため、どのようなトラブルの元があるかをテストして確かめる作業を誰かが行う必要があります。デバッグ作業ではアプリをシミュレーターや実機などで操作し、多種多様な操作を試して問題をチェックする作業が含まれます。
直接的にプログラミング開発に関わる作業ではない一方で、この仕事を通じて得られる仕事のノウハウは多いです。アプリの開発中にどのようなバグが発生しやすいかや、もし問題が起こった場合の修正のテクニックなどを開発現場では学べます。

デバッグの仕事は単調で面倒な作業であるものの、バグの見落としがあれば製品の品質に傷をつけかねません。そのため責任感を持って問題を洗い出す作業に集中する必要があります。

デバッグの仕事をやり遂げて実力を評価してもらえれば、次のステップに進み独学で学んだプログラミングのノウハウを活かせる仕事が割り当てられ活躍できる可能性があるでしょう。