アプリの開発の苦労する点も多く、独学で挑戦する場合でもあらかじめ覚悟を要します。

開発したアプリを一度リリースしたならば、その後のアップデートの必要についても意識しなければなりません。リリースしたアプリに何らかの欠陥が残っている可能性もあり、動作の不具合やセキュリティホールといった問題を引き起こします。
そこで開発者は、アプリに潜在しているバグを修正する作業に携わる必要が出てきます。バグ修正以外にもアプリのユーザーからは改善点について意見が寄せられ、ニーズに合わせて新しい機能の追加にもチャレンジする必要が出てきます。

個人でアプリを開発しているクリエイターの場合には、アップデート作業に追われて他の作業の妨げになるため苦労します。
ただし多少の苦労はあっても、地道にアップデートを繰り返すうちに開発したアプリの完成度がアップし、アプリを支持してくれるユーザーも着実に増えます。初めはあまりヒットしなかったアプリでも、その後のアップデート次第ではユーザー数を大きく増やせる可能性はあり、アップデートを継続する取り組みは重要です。

その他にもアプリ開発エンジニアにとっては、アップデート作業を繰り返しているうちに新しいアプリ開発のスキルも着実にアップするというプラスの面もあります。

アプリ開発にチャレンジする以上は、一度リリースしたアプリは苦労を乗り越えてでも最後まで責任を持ってアップデートする心意気が不可欠で、また得られるメリットも多いでしょう。